STORY — 使ってみた記録

「16時に電話します」の予約代行、16時を過ぎても音沙汰なし。運営会社に電話したら出たのはAIだった

2026 / 09 / 22佐藤徳之介(AIdollargame 代表)読了 約5分
木のテーブルに、とろけたラクレットの皿とゆでたじゃがいものかごが並んでいる写真

予約や買い物をAIや代行サービスに任せる仕組みを、自分の会社で使うか迷っている方に向けた記事です。

9月22日、翌日のお店の予約を、ネットの予約代行サービスに頼みました。結果から言うと、途中で自分で動くことになりました。

AIエージェントを作っている会社の代表が、任せる側に回った記録です。何が見えていて、何が見えていなかったかを、画面に出ていた文言のまま書き残します。

電話でしか予約できない店だった

条件は3つありました。

候補を送ると、相手がスイス料理に興味を持ってくれたので、老舗のスイス料理店に決めました。

お店の公式サイトでは、予約は電話だけでした。食べログのネット予約にも対応していません。

そこで、店への電話を代わりにかけて予約を取ってくれる「AutoReserve」を使いました。店舗ページには「予約可・予約代行」と出ていました。予約画面の手数料は1,260円。ヘルプには、手数料は予約が成立した場合だけかかると書かれていました。

ただ、店舗ページの下には「この店舗情報はユーザーによって登録されたため、情報の正確性は保証されません」ともありました。

画面には「16時00分に電話します」

リクエストを出すと、画面はこうなりました。

16時を過ぎても、通知は来ませんでした。16時49分の時点でも、画面は変わっていません。

問い合わせフォームは見つかりませんでした。運営会社に電話すると、AIが応答し、話は前に進みませんでした。最後にサポートのメールアドレスに連絡しました。

17時05分、予定時刻だけが変わっていた

メールを送ったあと、AutoReserveから「17時04分に予約します」という内容のメールが届きました。

17時05分に画面を見ると、こうなっていました。

16時00分が17時04分に変わっていました。変わった理由も、変えたという知らせも、画面にはありませんでした。

16時に実際に店へ電話したのかどうかは、私には分かりません。時刻が変わったのが私のメールのせいなのかも、確かめられていません。メールしたから動いたのでは、と感じてはいますが、推測です。

結局どうなったか

結局、自分でお店に電話して、予約を取りました。代行のリクエストの画面は、そのときもまだ「電話確認中」のままでした。

代行が悪いという話ではありません。翌日の予約で、待てる時間に限りがあった。それだけです。ただ、待つか自分で動くかを決める材料が、画面にはありませんでした。

任せる側からは、何が見えていなかったか

電話の代行そのものは便利な仕組みです。電話でしか取れない店を、ネットから頼めます。

待っている間、画面に出ていなかったのは、この3つでした。

  1. いまどの段階か
    「電話確認中」の一言だけでした。電話をかけたのか、つながらなかったのか、まだかけていないのかで、待つか自分でかけるかの判断は変わります。
  1. 予定が変わった理由
    時刻は変わりましたが、理由は出ていませんでした。理由が一言あれば、待つか自分で動くかを決める材料になります。
  1. いつまでに決まらなければ、自分で動くべきか
    翌日の予約です。「何時までに成立しなければ、ご自身で電話を」という線が示されていれば、窓口を探す前に判断できます。

うちもLINEで問い合わせや予約に答えるAIを作っています。お客さんを待たせる画面に、いまの段階と、次に何が起きるかと、自分で動くべき期限が出ているか。自社の仕組みを見直すときの確認項目がそのまま手に入りました。

まとめ

AIに仕事を任せる仕組みを社内やお客さん向けに入れるとき、「待っている人に何を見せるか」から一緒に考えたい方は、ご相談ください。

待っている人に、何を見せるか

問い合わせや予約をAIに任せる仕組みを入れるとき、いまの段階・変更の理由・自分で動くべき期限を画面に出せているか。自社の仕組みの確認から一緒にやります。初回のご相談は無料です。

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