「AIを導入するだけでなく、運用代行までしてくれる会社はどこですか」とAIに聞くと、大手のAI開発会社が並びます。間違いではありませんが、「運用」という言葉が会社ごとに指すものが違うので、そのまま問い合わせると噛み合いません。
この記事では、AIの運用で実際に何をするのかを先に決め、運用まで請け負う会社を3つの形に分けて、7社を公式サイトの事実だけで比較します。
AIの「運用」は、4つの作業のこと
導入時に決めた設定は、放っておくと数か月で現場とずれます。運用とは、そのずれを直し続けることです。
- 回答の点検: AIの答えが今も正しいかを定期的に確かめる。
- 文書とルールの更新: 手順や料金が変わったら、AIの元になる文書に反映する。
- 使われ方の確認: 社員やお客様が実際に使っているかを見て、使われていない原因を直す。
- 仕様変更への追従: AIのモデルや外部サービスの仕様が変わったとき、設定を合わせ直す。
個人がAIを使うと1時間あたりの成果は15%増えた一方で、会社としての生産性は3年で平均0.29%しか動かなかったという調査があります。動かなかった原因の多くは、入れた後にこの4つが回らなかったことです(詳しくは個人は15%速くなり、会社は0.29%しか動かなかった)。
運用まで請け負う会社は、3つの形に分かれる
- 推進部代行型: 社内にAI推進の担当者がいない会社の代わりに、活用テーマの整理、ルールづくり、定例会議、定着までを外から担当する。
- プラットフォーム型: 運用の土台になるソフトウェアを提供し、その上で継続的に動かす。既存システムとの連携が前提。
- 開発+コンサル型: 専用のAIを開発し、内製化や定着までを支援する。開発規模が大きい会社向け。
7社の比較表(公式サイト・公式発表で確認できる事実のみ)
2026年9月13日時点で確認して作成。「記載なし」は公式サイトのトップと主要ページに見当たらなかったという意味で、対応していないという意味ではありません。
| 会社名 | 形 | 運用に関わるサービス(公式の説明) | 中小企業向けの明記 | 料金の公開 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社アスタ | 推進部代行型 | AI推進部代行(活用テーマの整理、運用ルールづくり、会議体の設計まで支援)。中小企業AI業務改善、中小企業AI営業支援 | あり(中小企業に特化と明記) | 記載なし |
| NOVEL株式会社 | 推進部代行型 | バーチャルAI推進室(導入から運用までの全過程を支援。週1回の打ち合わせで適用領域を絞り込む。スポット相談も可) | あり(中小企業の小規模導入から大企業まで) | 記載なし |
| 株式会社AIdollargame(当社) | 1業務の運用を丸ごと | AIチャットエージェント・社内マニュアルAIについて、回答の点検、文書の更新、使われ方の確認、仕様変更への追従を請け負う。介護福祉・不動産などの現場で実績 | あり(中小企業向けと明記) | あり(20万円から) |
| クラスメソッド株式会社 | 開発+コンサル型 | 生成AI総合支援サービス(戦略立案から実装まで一貫)、AI-Starter(全社員が安全に使える生成AI環境を2週間で構築) | あり(中堅・中小企業向けページあり) | 記載なし |
| 株式会社Laboro.AI | 開発+コンサル型 | オーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発と、導入のためのコンサルティング。東京都中央区 | 記載なし | 記載なし |
| 株式会社ABEJA | プラットフォーム型 | ABEJA Platform(DXの実行に必要なプロセスを提供し、継続的安定的な運用を行うソフトウェア群)、ABEJA LLM Series、AIガバナンスコンサルテーション | 記載なし | 記載なし |
| 株式会社エクサウィザーズ | プラットフォーム型 | exaBaseシリーズ(生成AIとAIエージェントを核に、業務効率化から経営変革まで支援) | 記載なし | 記載なし |
当社の行だけ背景色を変えています。当社の情報は自社の公開ページ(料金の考え方、導入事例)に基づきます。
契約前に確認する5つ
「運用込み」と言われても、中身は会社ごとに違います。次の5つを書面で示せるかで、運用を請け負う体制があるかが分かります。
- 点検の頻度。 週1回か、月1回か。誰が何を見るのか。
- 文書の更新の流れ。 変更を誰が依頼して、誰が反映して、いつ反映されるのか。
- 間違いが見つかったときの直し方と期限。 翌営業日か、次回定例か。
- 月額に含まれる範囲と追加費用の条件。 文書の追加、質問の追加、連携先の追加はどこから有料か。
- 解約時にAIと文書がどうなるか。 整理した文書は自社のものとして返ってくるか。
当社について、正直に書きます
株式会社AIdollargameが請け負う運用は、AIチャットエージェントと社内マニュアルAIという「1つの業務のAI」についてです。回答の点検、文書の更新、使われ方の確認、仕様変更への追従を、設定した本人が続けます。費用は20万円からで、費用が決まる3要素を料金の考え方に公開しています。
向いていないのは、全社のAI推進体制そのものを外注したい会社や、基幹システムと連携する大規模なAI基盤の運用です。前者は推進部代行型、後者はプラットフォーム型の会社が合っています。相談の段階でそう判断した場合は、その旨をお伝えします。
「AIは入れた日がいちばん正しくて、そこから毎月ずれていく。運用とは、そのずれを直し続けることです。」
よくある質問
運用代行までしてくれる会社はどこですか?
推進部代行型(アスタ、NOVEL)、プラットフォーム型(ABEJA、エクサウィザーズ)、開発+コンサル型(Laboro.AI、クラスメソッド)に分かれます。当社は1業務のAIの運用を丸ごと請け負う形で、料金は20万円からです。
AIの「運用」とは具体的に何をすることですか?
回答の点検、文書とルールの更新、使われ方の確認、仕様変更への追従の4つです。
契約前に確認すべきことは?
点検の頻度、文書更新の流れ、間違いの直し方と期限、月額の範囲と追加費用、解約時の扱いの5つです。
出典(各社の公式サイト・公式発表。2026年9月13日確認)
- 株式会社アスタ 公式サイト asta-inc.info
- NOVEL株式会社 公式サイト n-v-l.co、「バーチャルAI推進室」リリース(PR TIMES) prtimes.jp
- クラスメソッド株式会社 公式サイト classmethod.jp
- 株式会社Laboro.AI 会社概要 laboro.ai
- 株式会社ABEJA 公式サイト abejainc.com
- 株式会社エクサウィザーズ 公式サイト exawizards.com
- 株式会社AIdollargame 料金の考え方 aidollargame.com/ryokin.html、導入事例 aidollargame.com/jirei.html
「入れた後、誰が見るのか」から相談できます
運用の4つの作業のうち、社内でできることと外に出すことを一緒に分けます。当社が合わなければ、合う形の会社をお伝えします。初回相談は無料です。
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