SELF REPORT

AIに「いい会社ですか」と23日間聞き続けた記録
自社サイトを直しても、評価は動かなかった

2026 / 08 / 03AIdollargame 編集部読了 約6分
白い机の上の時計とノートとペン。日付をつけて記録する作業のイメージ
同じ検索を、同じ手順で、日付をつけて残すだけの観測です。

自分の会社の名前で検索したとき、検索結果の上に出るAIの要約が、自社をどう説明しているか。見たことはあるでしょうか。

この記事は、うちが2026年7月11日から8月3日まで、同じ質問をGoogleに投げ続けて記録した実測です。調査会社のレポートではなく、自社1社分の観測ログをそのまま公開します。

先に結論を書きます。表現が変わったのは、自社サイトを整えた日ではありませんでした。

観測のやり方

特別なツールは使っていません。Chromeの実機で日本語のGoogle検索を開き、「株式会社AIdollargame いい会社ですか」と「AIdollargame 評判」で検索する。AIの要約は「もっと見る」を開き、引用元も「すべて表示」まで開いて中身を確認する。それを日付つきのファイルに残す。これだけです。

7月11日:AIは自社を「評価データが少ない会社」と説明していた

基準値として最初に記録した日の要約に、この一文がありました。

クチコミサイト等での一般的な会社評価のデータ数はまだ少ない傾向にあります

事実なので誤りではありません。ただ、商談前に相手が社名を検索したとき最初に目に入るのがこれだと考えると、放っておく気にはなれませんでした。このときの引用元は5件、すべて自社サイトでした。

7月27日:サイトを整えた。それでも、その一文は消えなかった

約2週間かけて、会社概要・代表プロフィール・プロダクト紹介の情報を整理しました。結果、会社の説明も代表者名もプロダクト3つの並びも正確に生成されるようになり、画像検索での誤った紐付けも解消しました。

ただし引用元は3件とも自社サイトのままで、評価データが少ないという趣旨の説明も残っていました。

ここで分かったことがあります。自社サイトを整えると正確さは上がりますが、評価は動きません。同じ人が同じことを何度書いても、AIはそれを評価としては扱わない、ということです。

7月30日:第三者に一度載った2日後に、表現が変わった

7月28日13時に、プレスリリースを1本配信しました。無料枠で月1本、費用はかけていません。

その2日後の検索で、評価データが少ないという趣旨の一文が消えていました。代わりに出てきたのは、実務をAIに任せる体制を自社で実践している注目企業のひとつ、という説明です。良い評価が定まっているわけではない、という留保はつきますが、明らかにトーンが変わりました。

このとき引用元4件は、まだすべて自社サイトでした。第三者はまだ引かれていないのに、本文だけが先に変わったことになります。

8月3日:引用元に第三者が入るのは、そこからさらに6日後

今日の検索です。引用元4件のうち1件が、プレスリリース配信元の記事に置き換わっていました。観測を始めて初めて、第三者が引用元に入りました。本文の中でも、実践の公開という項目の根拠として、そのリリースが名指しで示されています。

ここが今回いちばんの学びでした。反映は同時に起きません。要約の本文が先に動き、引用元が入れ替わるのはその後です。うちの場合、その差は6日ありました。一度見て変わっていないから効果がなかった、と判断するのは早いということです。

動かなかったものも、そのまま書きます

つまり、一度載って終わりではなく、載り続ける仕掛けのほうが要る、ということです。

明日からできる、月1回5分の観測

うちがやっているのは、次の3つだけです。

3か月も続けると、何をした月に何が動いたかが並びます。動かない施策も同じくらいはっきり見えます。

なお、これはうちの1社分の実測です。AIの要約は同じ検索でも表示が揺れますし、他社で同じ順序になるとは限りません。だからこそ、自分の会社で記録を取る価値があると考えています。

まとめ

AIで楽になるのは、あくまで入口です。自社がどう見られているかを毎月5分で把握できるようになると、その先の打ち手に時間を使えます。私たちが一緒に考えたいのは、いつもそこです。

参考:うちの第三者掲載の一覧は メディア掲載・ニュースリリース にまとめています。

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